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Visual Studio Code(VSCode)で拡張機能のPHP Intelephenseをインストールします。

PHP Intelephenseとは

VSCodeのPHP用の拡張機能です。コード補完や定義へのジャンプなどのPHP開発に必要な機能が使えるようになります。

環境

  • Windows 10 64ビット
  • Visual Studio Code 1.87.2
  • PHP 8.2.15

インストールの流れ

  1. PHP Intelephenseをインストールする。
  2. 基本的なPHP Intelephenseの設定をする。
  3. 追加でPHP Intelephenseの設定をする。

1. PHP Intelephenseをインストールする

VSCodeを開き、「拡張機能」をクリックします。
拡張機能を開くボタン

検索バーに「php intelephense」と入力し、検索結果の「PHP Intelephense」をインストールします。
拡張機能のPHP Intelephense

PHP Intelephenseをインストールできました。

2. 基本的なPHP Intelephenseの設定をする

公式ページに乗っているクイックスタート通りに設定します。
やることは以下の2つです。有料機能を使用する場合ライセンスキーの購入・入力も必要ですが、今回はスキップします。

  1. 組み込みのPHP言語機能を無効にする。
  2. 非標準のphpファイル拡張子のglobパターンをfiles.associations設定に追加する。

1. 組み込みのPHP言語機能を無効にする

VSCodeの組み込みのPHP言語機能を無効にします。

VSCodeの「拡張機能」をクリックします。
検索バーに「@builtin php」と入力し、検索結果の「PHP言語機能」をクリックします。
組み込みのPHP言語機能

「無効にする」をクリックします。
無効にするボタン

組み込みのPHP言語機能を無効にできました。
「PHPの基本言語サポート」は有効のままで大丈夫です。

2. 非標準のphpファイル拡張子のglobパターンをfiles.associations設定に追加する

files.associations設定に非標準のphpファイル拡張子を追加します。
公式ページの例に沿って .module を追加します。

VSCodeで左下の歯車をクリックし、「設定」をクリックします。
設定を開くボタン

ワークスペースタブを開いて検索バーに「files.associations」と入力します。
検索結果の「Files Associations」の「項目を追加」をクリックします。
files.associations設定

「項目」に「*.module」、「値」に「php」と入力し、「OK」をクリックします。
module拡張子の追加

files.associations設定に .module を追加できました。

3. 追加でPHP Intelephenseの設定をする

クイックスタートの他に追加で設定を行います。
intelephense.environment.phpVersion設定に自分の環境のPHPのバージョンを入力します。
これにより、PHPバージョンに応じた提案と診断をしてくれるようになります。

VSCodeで設定を開き、ワークスペースタブで検索バーに「intelephense.environment.phpVersion」と入力します。
検索結果の「Intelephense Environment PHP Version」の値を自分の環境のPHPバージョンに変更します。
今回はPHPバージョンが8.2なので、「8.2」を入力しています。
intelephense.environment.phpVersion設定

以上でPHP Intelephenseの設定ができました。