npm ci実行時の脆弱性警告(Vulnerability)の対処方法
npm ci 実行時に脆弱性の警告(Vulnerability)が表示されたので対処方法を備忘録としてまとめました。

Environment
- Ubuntu 24.04.3 LTS (WSL2ディストリビューション)
- Docker Engine 28.4.0
- Amazon Linux 2023(DockerコンテナのOS)
- Node.js 24.13.1
- npm 11.8.0
npm ci を実行したとき、いくつか脆弱性の警告(Vulnerability)が表示されました。
npm audit fix を実行するように推奨されたので実行したのですが、問題は解消されませんでした。
npm audit report の結果:
ajv 7.0.0-alpha.0 - 8.17.1
Severity: moderate
...
minimatch <10.2.1
Severity: high
これによると、上記のバージョンのパッケージに脆弱性があるようです。
親パッケージのアップデートをしてみましたが(例: npm install --save-dev jest@latest)、それらも脆弱性のあるバージョンに依存しているため解決にはなりませんでした。
そのため、強制的に安全なバージョンを使ってもらうため、package.json に overrides を追加しました。
package.json:
{
...
"overrides": {
"ajv": "^8.17.1",
"minimatch": "^10.2.1"
}
}
npm install を実行すると脆弱性の警告は出なくなっていました。
注意:
overrides は強制的にパッケージのバージョンを変えるため、変更後のバージョンでもすべてのパッケージがきちんと動くかどうか確かめてください。